ECサイトのウェブの広告はどれぐらい必要?
サイトで、WEB広告を出稿する場合、インプレッションから決済に到達するまでの離脱率はどれぐらいなのでしょうか。離脱率がわかれば、クリック単価に応じた利益率が見えてきますね。
ECサイトにおいて、WEB広告のインプレッションから決済までの典型的な離脱率は業界やキャンペーンによって大きく異なりますが、一般的な参考データは以下のようになります。
- インプレッションからクリックまでの離脱率
広告のインプレッション(表示)からクリックに至るまでのクリック率(CTR)は、通常 0.1%~1% 程度とされています。業界や広告の内容によって上下しますが、インプレッションの大半がクリックには至らないのが一般的です。 - クリックからサイト滞在までの離脱率
クリックしてECサイトに訪れたユーザーのうち、すぐにサイトを離れるユーザー(直帰率)は、 30%~50% 程度が目安です。つまり、クリック後に半数近くが直帰する可能性があります。 - カート投入から決済までの離脱率
商品をカートに追加した後、購入に至らない「カート放棄率」は 60%~80% と非常に高い傾向にあります。多くのユーザーがカートに入れた後、決済プロセスで離脱してしまいます。 - 最終的な購入率
インプレッションから決済までのコンバージョン率(最終的な購入率)は、業界標準として 1%未満 から 2-3% 程度とされます。つまり、1000のインプレッションに対して1~3件の決済が行われるのが一般的です。
これらの数値はあくまで参考値であり、具体的なECサイトや広告キャンペーンによって異なるため、より正確なデータを得るには、個別の広告キャンペーンのパフォーマンスデータを分析することが重要です。