クレジットカード利用即時通知のメール送信コストはどうなってるの?

最近ではクレジットカードの不正利用防止の一環として、カード利用時に即時で利用通知をメールで送信するイシュアが増えてきました。

また、最近ではプロセッシングシステムをクラウド環境で構築するイシュアも増えてきており、即時通知をメーで送信する仕組みについて調べてみました。

 

VポイントやVパスカードでナンバーレス電子カードを展開する某緑色の銀行のクレジットカードの即時通知メールのヘッダーを調べてみました。

すると詳細は明かせませんが、国内の大手データセンターから送信されている模様。クラウドではなくコロケーションサーバーから送信されているようです。

 

そうですよね、数%の決済手数料の中からメールを送信する為にAWSのSMSなんか使用してしまうと、その都度コストが掛かってしまいます。

ちなみにAWSのSMSでメールを1通送信するコストは1,000通あたり$0.10なので決済手数料からすると誤差の範囲かもしれません。

 

しかし、コスト以上に重要なことがありクラウドを使ってメールを送信すると、誰がいくら使ったかを、クラウド事業者が把握してしまうというリスクが有るのです。

ただ、アメリカにも通信の秘匿を保証する法律があるようなので、中身を見られることはないようなのですが。。。

 

システムを構築していくうえで、クラウドなどのどこにサーバーがあるのかわからないサービスで構築するのはある意味リスクと言っていいでしょう。